日帰り立山バックカントリー

4月の最後の最後にやっぱりきましたね!
この時期でも雪が降るのがアルパインエリア立山なんです。

雪の知らせを聞くとソワソワし出すのはパウダー愛好家の皆様たち。笑
当初全く予定のなかったゴールデンウィークでふが、バタバタっと予約が埋まりました。
皆様ありがとうございます!

しかも、この日は朝から晴天で気分が上がりましたね!


いつも春はゆっくり準備してから出かけるところですが、この日ばかりはみんな行動が早かった!
山小屋に泊まっているグループも7:30にはツアーをスタートしていましたね。

我々は室堂バスターミナルで集合してすぐに滑りにいきました。

午後から曇りの予報もあったので、とにかく早めに1本ドロップ!

斜面は小さいけれど、久しぶりの柔らかい雪の感触に心躍ります♪


実を言うとこの辺りからフラグは立っていたんですが…

立山や剱岳の方にかかるレンズ雲。
悪天の兆しってやつです。

なのでいきなり高いところを目指すのではなく、ほどほどに登ってもう1本いっとこうと手軽な斜面を選びました。

少し薄曇りになってきて、雪面が見にくかったけどこの時点はまだ許容範囲内。


むむむ、頭上はすっかり雲に覆われてしまいました。兆しが見えてから早いこと。

このあと一瞬の晴れ間に騙されて、余計な行動をしてしまったけど気をとり直して次の一本へ。


大走り尾根方面に向かうものの、さらに状況は悪化して起伏もなにもわからない状態に。

降りてくる他のパーティも酔っ払っちゃっている様子…

う〜ん、こりゃ参ったな。


と、言うわけでやってきたのは、既に他のパーティによって滑られている沢状地形。
人のトラックが入っているとなんとなく地形がわかるので並行感覚や距離感が掴めます。

ノートラックで酔っ払って滑るよりスムーズかつ安全に滑れるからって理由の選択ですが、なんとも屈辱的…

雲のバカヤロー!


真っ白。


まっしろ…

みんなスムーズに滑っていたけど、なんともモヤモヤ感の残る一本でした。

このあと風が強くなり、雪も降ってきたのでそそくさと退散。


ゴールデンウィークで賑わうテント場をあとにして室堂へと戻ったのでした。

1本目と2本目は良かったものの、残念な結果の3本目は皆さんの楽しむ気持ちに救われた形でした。

本当に皆さんありがとうございました。

いや〜、悔しい!
これはまたリベンジしたい!

5月にまだチャンスはありそうですね。
皆さん、また一緒にいかがですか?