いよいよ春の立山バックカントリーがスタート!
今年は日曜日始まりというなんとも微妙な感じですが、とりあえずOPEN立山は外せない!ってことで行ってきました。
天気予報はあまりいい感じではなかったけど2日間楽しめましたよ。
今年は4月15日に立山黒部アルペンルートが全線開通!ってことだったんですが、この日は全然開通せず。笑
朝から土砂降りの立山駅。
いつものOPEN日よりはだいぶ少ないチケット購入の列。
とりあえず整理券を貰って待つこと約30分。
「本日の立山高原バスは終日運休です」のまさかのアナウンス。
雪が積もって運休ってのはたまにあるけど、今日は上も雨だぜ?
「運休となってしまいましたが、今のお気持ちは?」なんて女性記者からインタビューを受けるゲスト。笑
さすがに今日は動くでしょと思っていたのか、他のガイドクラブの面々も急いで移動開始です。
とりあえず、富山側からの道は絶たれたんで扇沢に回るしかないですね。
※本人の許可を得て写真を掲載しております。
大雨でだくだくの姫川を横目に車で走ること約3時間。
扇沢は中国からの観光客でごった返してました。
なかなか入山までヘビーな行程だけど、たまにはこんなのも楽しまなきゃね。
僕らが室堂に着く頃には雨はすっかり上がっていました。
雪面はパリッとしてて、やっぱり上でも雨だったみたい。
今回の運休劇は謎ですね。
動かして欲しかったな〜。
一旦雷鳥荘に入って、そのあと滑りにいくことに。
UNIONのスプリットボード用ビンディングとCAPITAのスプリットボードを使う今回のゲストさん。
しばらくは山を覆ってたガスも晴れてきて、いい感じに。
久しぶりに見る立山はやっぱりいいですね〜。
んで、肝心の滑りはというと…
冷たい風にさらされてカリカリバーン。
風の影響がないところはモナカっぽい雪でなかなか難しかった!
太陽の日射で緩んでもらいたかったけど、晴れるのがちょっと遅かったか。
翌日に期待です!
翌朝は期待通りの晴天ピカーン!
んが、気温が低すぎて山はコリン星に。
アイゼンを履いて一ノ越へ向かいまーす。
こちらはマ◯ーゾーンの面々。
こちら、パンツ以外はゲストとペアルックっぽかった湯沢のJガイド。
みんな行き先は同じ。
考えることは一緒ですねー。
息も絶え絶えに一ノ越に到着。
上の方はアイゼンを履かなきゃいけないコンディションってことなので、標高を落とすラインへと行きます。
そう、今日はまだ今シーズン誰も滑ってない御山谷への人柱ツアーです!笑
上部は硬めだけど、大岩から下は…
超快適なザラメ斜面!
ちょっと突っかかるとこもあったけど、概ねシャリシャリと気持ち良く滑れました!
いや〜良かったです。
さあ、こっからが皆さんの気になるところではないでしょうか。
今年は丸太のスノーブリッジがすでに落ちていて、渡渉必至!
じゃぶじゃぶ足を濡らす覚悟でいきましょう。
こちらは湯沢のJガイド。
先に自分が渡ってゲストの荷物を担ぐジェントルスタイル。ガイドの鑑ですね。
それを見たうちの女性ゲストから「うちのガイドは背負ってくれなかったなぁ」とプチクレーム。
いや僕はいざという時にゲストの体を支えられるように自分の身を軽くするスタイルなんです。
言い訳じゃないですよ。
…言い訳じゃないったら。笑
ダム湖周りの雪もだいぶ落ちていて、もうそろそろ終了な感じ。
いつも雪があるところも雪がなくて、ガレ場と化していたり…
藪を漕ぎ漕ぎ雪のあるところへ。
このあたりからJガイドと共同戦線となり、お互いにルートを工作したり、ロープを出したりと協力体制で進んでいきました。
できるガイドさんと一緒に行動できて、とっても楽しいアドベンチャーとなりました。
そんなこんなで無事に黒部湖到着〜。
ゲストの皆様、Jガイドありがとうございました。
帰り道が核心で料金後払い感がたっぷりな御山谷。
滑る面はいいけど、オープン2日目にして帰り道がコレなんで、今年はもう下まで行かない方がいいかも。それか登り返して楽しんでください!
タンボ平も良さそうでしたよ。
立山バックカントリー、まだまだ空席ありますのでエントリーお待ちしてます!