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夏休みの飛水湖

 

7月の頭に豪雨の災害を受けしばらく濁っていた飛水湖はご覧の通りの綺麗な姿に戻りました。

豪雨災害の復旧に、登山ツアーにとバタバタしていたらあっという間に夏休み突入。
その後怒涛のお盆ウィークに雪崩れ込んだと思ったらお休みのないいつも通りの夏休みを過ごしています。

思えば豪雨災害後はほとんど雨が降らずにカンカン照りな毎日。
そしてお盆に入って大雨というなんともアウトドア事業者泣かせな変な天気ですね。

 

恵みの雨はもう少し小出しにして頂けませんか?お天道さま。笑


 

とは言え日照りの恩恵を受けて7月後半〜お盆前まではたくさんの笑顔に恵まれました。
今年の飛水湖SUPは1日コースが人気です。

1日コースはSUPでクルージングするだけじゃなくて滝壺に飛び込んだり、渓流トレッキングも楽しめる盛りだくさんなコース。

岐阜周辺ではなかなかそういうプランはないみたいで、選んで頂いているようです。

ありがたいことです。

 

 

 

大きな岸壁がつくる景色が素晴らしい1日コース。
空が青いとやっぱり絵になります!

 

 

 

美しい景色の中でSUPヨガしちゃったりして大自然のパワーを感じちゃってくださ〜い!

 

 

 

飛水湖そのものは透き通るような水ではないけれど、1日コースの途中に流れる滝や渓流の水はとても綺麗。

冷た〜い滝壺の水に浸かるのは夏の楽しみ方の王道ですね!

 

 

 

こちらは半日コースの様子。

半日コースではSUPを使って、いろんなゲームをしたりしてSUPと仲良くなってもらってます。
落としあいなどの悪ノリが起こるのも半日コースならでは。

 

ファミリーでも参加できるので夏休みの思い出づくりよいですよ!

 

 

 

んで、半日コースは集合時間の遅い午後から先に予約が埋まっていきますが、実はSUPに条件がいいのは午前中が多いんです。

 

朝は風が弱いことが多く、湖面がツルっとしていて初心者でも快適に楽しめますよ。
日中の海ではなかなか体験しにくい面ツルのクルージングを楽しむなら午前コースがお勧め!

 

 

続いて飛水湖で出会える生き物達をご紹介。

 

こちらは割と高確率で出会えるカモシカくん。
お盆前には親子連れに合うこともしばしばありました。

今のところはそんなに影響はなさそうだけど、人が増えてくると彼らも住みづらくなっちゃうかもですね。見つけても脅かしたりしないように。

元々ここは彼らの住処なので、失礼がないように通らせてもらいましょう。

 

 

ジャングルクルーズを楽しんでいると蛇に襲われていたヒキガエルくんに出会いました。
SUPの登場にビックリした蛇が手離したので、なんとか難を逃れた彼。泳ぎ辛そうにしていたのをゲストのパドルに救出されました。

蛇のお食事を邪魔してしまったけど命拾いしたね。

そして写真はないけれど最近はオオサンショウウオの遭遇率高しです。
彼らは空気を吸う為に一瞬だけ水面に上がってくるのでほとんど見ることができないんですが、既に今シーズンだけで10回くらいは会えたかな。

ってことはかなりたくさん生息しているってことじゃないっすかね???

 

 

 

今のところ穴場なSUPスポット飛水湖。

なのでこんな感じでのんびりできるのも魅力のひとつ。

そんな飛水湖もさすがにお盆に入ってチラホラ他のSUP愛好者を見かけるようになりました。

いいところなので多くの人に楽しんで頂きたいですが、あまり荒れて欲しくはないですね。

 

喧騒を離れてのんびりするってのもアウトドアの楽しみ方のひとつ。

バックカントリーでは人とラインを外すってことを自然としているけど、トラックの残らないSUPだとそういうことは忘れがち。

皆んなで大騒ぎするのもいいけれど、遊ぶポイントではタイミングをずらすなどして他のパーティにも気を使えるようにしていきたいですね。

 

 

 

そしてこちらはお盆らしい風物詩。
水神祭の櫓船と精霊馬。

8/15は下麻生地区の水神祭でこの櫓船から花火を打ち上げていました。
自分は諸用で見れなかったので来年はぜひ見にいきたいな〜。

 

去年のお盆はシャワークライミングだったので、今年は飛水湖のお盆を存分に味わえました。

川辺で暮らす人達の営みが見られてとても良かったです。

 

 

そんな飛水湖ですが来週末8/26からは落鮎漁が解禁となります。

前日の25日あたりから湖面には地元の漁師さんたちの仕掛けがたくさん出てきますので、くれぐれも傷つけたり周囲では遊ばないようにお願いします。

 

また8:00前までや16:00頃からは漁船の往来が多くなりますので、SUPやカヤックでの遊覧はなるべく控えるようにお願いします。

 

今のところSUPを容認してくれている地元の方に迷惑をかけないように皆んなでこのフィールドを守っていきましょう。